2020-12-25

GATEWAY／ゲートウェイ

《キーワード：イニシエーション／変化の時／ターニングポイント》

【意味：始まり／フォーカスポイント／エントリー／新しい局面】

霊的なレベル……次元と次元の間の道
日常のレベル……入口

私たちは１２のロゴス（※１）の一つを通って太陽と月の次元に入ってきます。

このカードは、それぞれの魂の、この次元の旅の始まりを象徴しているのです。太陽は上向きの三日月に包まれ、中央の円はロゴスを表しています。

ロゴスを表す円には、空間、時間、意識の三つが付属しています。双子のように対称的な松明（トーチ）は、この三次元にキリスト意識を放射するために結合した二つの魂です。まず結合した魂はそれぞれオーバーソウルとして地球での転生（タイムライン）を形成し、それから人間体験そのものである七つのボディを通してキリスト意識を放射します。七芒星は七つのボディの象徴です。

すべてを見通す目を持つ二分割されたピラミッドはアカシックレコードと、人生の書です。中央の横のラインに描かれているアカシックシンボルは、人間の形体に宿っている時の各々の魂の根本の目的を表します。

それはJOY– 歓びのエネルギーをこの次元の現実へ放射することです。三角形の中の文字は叡智の道（ノウイングウェイ）の系譜のシンボルであり、真理と光の道を表し、１という数字は新しいチャンスの訪れと始まりを示します。

※１. ロゴス……地球周りにアカシャのネットワークを作り、人間存在が地球に来られるようにした１２の宇宙から来た魂。

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『Akashic Records Cards／アカシックレコードカード』（株式会社ヴィジョナリー・カンパニー）に付属している解説書には、更に詳しい解説が掲載されています。ご購入ご希望の方は〈日本のオラクルカード・タロットカード全集オンラインストア〉にてお求めいただけます。

2020-12-25

BALANCE／バランス

《キーワード：中道／こちらでもあちらでもない》

【意味：ニュートラル／偏見のない／中心にいる】

霊的なレベル……バランスの必要さえも越えた叡智（ノウイング）
日常のレベル……相反する力を等しくして実際にバランスを体現すること

十個の連続した五芒星は、バランスの取れた男性性と女性性を表す中央の六芒星に導かれています。

左側の神秘的で男性的な楕円形は、右側の蜂の巣状の女性性のヤニ（※１）と完全にバランスが取れています。

カードの下方には双方の目的が描かれており、それは男性性も女性性も全く同じシンボルで表されています。ペルセウスは男性性で、ペガサスは女性性です。

結合した魂である私たちは、自己の表現や観察において自然にパートナーシップを求めます。これは一貫性（女性性）と決断（男性性）を通して最も楽に手に入ります。ペルセウスが達成を求められる世界へ追放された後は、男性性と女性性の役割が反転します。ペガサスの聖なる介入により、ペルセウスは道を完了できるのです。

そのためには、ペルセウスは彼の壊れやすい自我を脇に置いて、ペガサスに運んでもらわなくてはなりません。一つの表現体となるという宿命を全うした二人は、カードの中央に穏やかに描かれています。

左右の文字シンボルは、動物と聖なる者のパワーのバランスの響きです。下部の三角形は一元と二元の内にあるパワーとフォースのバランスの割合を示しています。

※１. ヤニ……女性性のシンボルで女性器の形態をあらわす

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2020-12-25

CONSCIOUSNESS／意識

《キーワード：マインドフルネス／マインドの拡大／永遠なる叡智》

【意味：直感／叡智／啓示】

霊的なレベル……予知能力の拡大
日常のレベル……知覚

人間であるということは、永遠なる魂意識（ソウル）と、進化する身体の感覚意識（スピリット）が組み合わさっているということです。完全に覚知した時、永遠なる魂意識と進化する身体の感覚意識は協力し合い、この次元の現実に存在するすべてのエネルギー形体に対して主権を持ちます。

創造の始まりの瞬間に魂という永遠なるエネルギー体が生まれ、それは決して終わることはありません。魂は時間と空間の制限を超えています。故に魂はユニバーサルマインドを自己の指導者として認識しているのです。魂意識は創造において自らが観察したすべての瞬間のエネルギーを保持しています。

三角形を抱く冠は意識が生まれた神聖なる源を表します。三角形は意識が三つの側面から成り立っていることを示しています。バランスの取れた意識の象徴である左右の蓮の花の色が反転したヤントラ（※１）は、人間意識を生み出すために結合した二つの魂です。

人間存在としての意識はカードの中央にあるシンボルで表されています。このたった一つの意識の粒子は、その中に「創造」のすべての物語を包含しています。ライオンは太陽と月の次元における時間を表し、階段は人類の文明が今まで経験した四つの時代の象徴です。

※１. ヤントラ……サンスクリットで機械・機器を意味する言葉。ヒンドゥー教において瞑想の際に使用する象徴的幾何学図形による図像のこと。

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2020-12-25

OVERSOUL／オーバーソウル

《キーワード：ペアになる／結合／コラボレーション》

【意味：転生の守護者／マクロの感覚】

霊的なレベル……時空における合一（ユニティ）
日常のレベル……信念の統合

よく似たハーモニクスを持つ二つの永遠なる魂が地球という次元の生命形体を観察するために結合します。その時、魂はそれぞれにオーバーソウルを創り出し存在します。オーバーソウルは現実における「時間と空間」が結合した自分たちの魂を直接観察したものであることを知っています。転生はすべて自らのハーモニクスの表現であること、そしてそれらは直線時間の上に在りながら全て同時に存在していることも知っています。この状態でオーバーソウルは観察の全てを統合する方法として、それぞれの転生に生まれ変わります。

一つの転生を主幹の転生（プライマリータイムライン）として設定することで、この次元における現実の一つの視点からその他の転生を観察・指揮しています。オーバーソウルのクラウンチャクラは12 の知性を備えた宇宙が結合しているポイントにあります。これはマクロの叡智です。この状態でオーバーソウルは大いなるもの全てと繋がり、ユニバーサルマインドの知性にアクセスします。

覚醒し光明に到達した目覚めた人間は、肉体のチャクラシステムを通じて、六角形のアカシャと「創造」のユニバーサルマインドを結ぶ橋となります。このカードに描かれた文字はアルファとオメガ、つまり始まりと終わりを表します。

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2020-12-25

ORIGINS／始原・土台

《キーワード：現実の具現化》

【意味：故郷の次元／開始地点／ゼロ地点】

霊的なレベル……創造の始まりの瞬間
日常のレベル……葛藤無く、今この瞬間に存在すること

永遠不変な魂の役割は、自らが創造主になるための準備として、次元での創造を観察することです。

魂は最初に転生する次元世界を選択し、その星のシステムのエネルギーと融合できる身体に宿ります。その星が永遠なる魂にとっての故郷となります。魂は他のすべての滞在した次元の現実を、この故郷の現実と対比させます。

魂の持つ本来のハーモニクスは、それぞれの星のシステムに違う形で現れ、「大いなるものすべて」は創造を完璧に観察する機会を与えます。

上部の円はこの宇宙の境界であり、円に囲まれたフラワーオブライフはこの宇宙の創造そのものです。両側の二本の柱は普遍的な現実における意識を表します。左の柱の上に結合した男性性と女性性のシンボルが描かれ、右の柱の上に一つの星が描かれています。逆三角形状の、時空と意識が付属する男性性のシンボルの上に座るのは、妊娠している女性の仏陀です。これは、始まりの瞬間の状態と、進化するエネルギーは同等であることを表しています。シンボルの中には男性が五芒星の上に重なるように描かれています。「時間と空間を統治する」という物質世界における意識の意図が象徴されているのです。

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2020-12-25

MATRIMONY／婚姻

《キーワード：歓び／悲しみ／親密さ／親しみ／なつかしさ》

【意味：統合／繋がり／包含する／親しさ／仲間になる／交じり合う】

霊的なレベル……結合した永遠なる魂がツインフレイム（双子の魂）を形成すること
日常のレベル……戦略的な同盟関係を必要とすること

時間と空間のある次元へ転生するには、魂は自分とよく似たハーモニクスを持った別の魂と結合する必要があります。銀の地球の中心に顔を近づけている鳩が象徴しているのはこのことです。結合すれば、現実世界の落とし穴に魂がはまりこむのを防ぐことができます。魂は霊的な次元に無事に戻れるのです。

男性と女性は美しい衣装を身につけ、若々しいトランペット吹きは二人の結婚を知らせています。

塀は時間と空間における二人が共に歩む道の象徴です。ケルトの結び目は婚姻がもたらすであろう「歓びと悲しみ」の二元的な側面を一つに結んでいます。

また、このカードは人と人との個人的な関係性も表しています。人間関係というお互いのエネルギー交換の場では、親密さが重要な役割を果たします。このような分かち合いは過去世を共にしたお互いを思い合う人たちや、現在同じ興味を持っているといった何かを共有している人たちにも当てはまります。社会においても、お互いが密接に結びついた共同体が掲げる思想や理想、大義などと「結婚する」という表現が使われます。

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2020-12-25

GUIDES／ガイド

《キーワード：覚めた協力体制／意識的なパートナーシップ》

【意味：協力／サポート／目的】

霊的なレベル……無私のサポート
日常のレベル……指導者

ガイド、つまり導き手のカードです。

私たちは地球に来る時、まず12 のロゴスの一つを通ってやってきます。それからもう一つの魂と結合して主幹になる（プライマリー）転生を始めるのです。自分が選んで通ってきたロゴスの特性は地球に存在している間、私たちのオーバーソウルが創造した他の転生にも影響を与えます。また転生する度にオーバーソウルは予めガイドしてくれる存在たちを選びます。ガイドのグループは通常一つの転生ごとに変わり、地球生まれの魂存在、アバターや天使存在、エレメンタル（精霊）存在で構成されています。

これらの見守り手、守護存在そしてヘルパーたちは、共に私たちが時空という迷路を進んでいく時、様々な形で水先案内をしてくれるのです。彼らは自分の選択に反応して人生を生きていく私たちを、疑いの余地なく助けてくれます。

迷路の上に佇む子供の周りを七人のヘルパーが囲んでいます。その内の一人は地球に来た時に通り抜けてきたロゴスを表しています。四本の軸の車輪は目的を、三つの渦巻きは魂の使命を象徴しています。

それはボディとマインドとスピリットを通して偏見なくこの世界を観察するということです。下に描かれているシンボルは、ガイドと意識的に交流できる瞑想状態へと意識を開いてくれるでしょう。

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